気分障害

摂食障害の患者さんは多くのケースでいろいろな症状を併発しています。まず摂食障害に気分障害が併発する確率は高く、半分以上の人に現れるという報告があります。また気分障害が現れるのは食欲がなくなる摂食障害の人よりも大食になる摂食障害の人に多く見られます。

不安障害も合併率が高く、特に強迫性障害と社会不安障害の症状を呈する人が多く見られます。また大食症の摂食障害ではアルコール依存症などに代表される物質関連障害も合併することが多くなっています。

摂食障害を起こしている人の中には虐待を受けた経験を持つ人が高い割合でいます。この観点から、虐待によるPTSDと摂食障害が合併して発症しているという説もあります。

身体の機能では、摂食障害による飢餓状態が原因で甲状腺ホルモンの生成のバランスが阻害され、甲状腺機能低下症を引き得こすことがあります。

また、飢餓状態にある体が排泄を行うことで体内の血液量が低下して極端な低血圧や腎臓機能に障害の原因になります。