自分を理解していない

摂食障害と言えば拒食症とか過食症などが有名です。実際に食事をする事に対して罪悪感を覚えてしまうとか、自分の体に贅肉が付いていることが耐えられない、体重が増えてしまった事に対して罪悪感を覚えるなど、通常の精神状態であればあまり感じないような事を感じてしまう事が少なくありません。

また摂食障害の場合、今の自分の状態をなかなか理解していないことも結構あります。はたから見ればかなりやせているのにより痩せたいと思って食事を減らしてしまうとか、栄養はお菓子で摂ってしまう、誰かに食事をしているところを見られたくないから隠れてこそこそと食べてしまうなんて言うこともあるのです。

ただその状態は本人にとって何も変な事ではありません。痩せてあばら骨が浮かんでいる状態でも、女性の場合は生理が止まってしまっていたとしても、ある意味その状態に満足すらしているのです。

だから摂食障害の心理状態はあまり安定している物とはいいがたい状態となっています。様々な事に対して罪悪感・恐怖・怒り・悲しみ等を感じ、その気持ちが止まる事無く渦巻いている状態と言っても良いでしょう。