摂食障害で歯が溶ける?

摂食障害は食事の量がコントロールできなくなるだけでなく、体にもさまざまな影響を及ぼします。摂食障害には過食症と拒食症があります。過食症は異常な量の食べ物を食べてしまう障害で、拒食症は少しの食事しか受け付けなくなってしまう障害です。

過食症の場合、たくさんの食べ物を食べては吐き戻すという行為がみられがちです。吐くのはたくさん食べてもすぐ出してしまえば太らないからです。また、胃が空っぽになるのでまた食べることができます。

太らなければたくさん食べても問題ないという訳ではありません。問題は一旦胃に入った食べ物を無理やり吐き戻すという行為です。胃の内容物は食べ物と胃酸が混ざっています。胃酸は酸が強いために粘膜に触れると炎症を引き起こします。また、歯に触れると歯を溶かしてしまいます。

そのため、過食症の人には吐くことによって食道や喉の炎症を起こしたり、歯が溶けるという症状を伴う場合が少なくありません。カウンセリングや治療によって摂食障害を改善していく必要があるのです。