母に逆らえなかった

摂食障害を引き起こしたきっかけは人によって違うものです。特に多いと言われているのは、対人関係がきっかけとなることです。こんな事例があります。
その女性は母親との関係性に悩んでいました。母親には逆らえない性格だったのです。いつも母親の意見に従順でした。この性格は他人の前でも変わりません。友達の前でも、いつもいい子になっていました。

自分の本音を押し黙っていることでストレスが溜まり、それが過食症へと発展しまったのです。周囲に合わせてしまうような性格の人は、どうしても自分の気持ちを我慢しがちです。その我慢が過食症という形であらわれてしまったのでした。

好きで食べ続けてしまっているわけではなく、その女性自身もなぜ自分が食べ続けてしまうのか、しばらくは原因が分からずにいました。でも、摂食障害を引き起こすきっかけはたいてい何かの歪みからです。これに気付くことができれば、その歪みを改善することで過食症も治すことができます。

まず、この女性は母親との関係性を見直すことにしました。イヤなことはイヤとハッキリ自分の気持ちをあらわすようにしたのです。周囲にもいい子で居るのではなく、自分をさらけ出すようにしていきました。

そうしたら気持ちが軽くなり、自然と過食症も改善していたのです。心のストレスによる摂食障害は、その原因を突き止め、原因を改善していくことで治すことができます。今では普通に食事ができるようになりました。