摂食障害とひきこもり

摂食障害というと、食事が食べられなくなる、または余分に食べてしまう過食をイメージする場合が多いですが、実際に起きるのは食べることに関係することばかりではありません。

理想の体重と自分の体重の差に嫌悪感や無気力感を感じて、ひきこもりがちになることもあります。特に過食の患者さんはその傾向を強く出すことがあります。太ったこんな姿を友人や知人に見られたくないという気持ちからひきこもってしまうのです。

ひきこもって部屋でごろごろしていたら痩せることなど出来ないだろうと周囲が考えても、患者さんは自分の体重が理想のものになれば、全てがうまくいく、解決するという思考になっています。ただ、痩せたいという気持ちは強くても、無気力になっているため何も出来ないのです。

摂食障害の患者さんは食事を摂ること自体に問題があるだけではないのです。
「痩せなくてはいけない」「太ってはいけない」という強迫観念を持っていたり、他人の笑い声を聞いた時に「自分を笑っているのだ」と考えてしまうなどの自己否定的な推論をするような、心や考え方の問題も抱えているのです。