不安障害

摂食障害と併発する症状に社交不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)が挙げられます。摂食障害は拒食症や過食症など食に対する障害、一方SADは不安障害の一種で、対人関係における不安な感情が過剰になりすぎる障害です。2つの障害はともに精神障害であり、なおかつ密接な関係にあります。

不安障害はもともといろいろな精神病の出発点になりやすい障害で、SADも決して例外ではありません。不安を避けると何かの拍子で無意識下のうちにその不安が膨張していくことがあります。

SADになった人は、この不安が対人関係においてという条件がついた状態です。そして何かの拍子でSADを患っている方が、この不安という名のストレスを解消するために、摂食障害になってしまうことがあります。

人から見られている自分を気にしすぎて拒食症になったり、ストレス解消のためになぜか食べてしまって過食症になったりなど、人によってその背景は違います。しかしいずれにも共通している部分は、人に対する漠然とした不安が原因になります。