一人暮らしを始めたのがきっかけで

摂食障害は一人暮らしが引き金になって起こることもあります。一人暮らしから生じる孤独感や不安感、生活リズムの乱れが心の病のきっかけになります。

一人で暮らしていると乱れた食生活をしていても誰にも気づいてもらえず、極端に食事を抜く無理なダイエットをしても止めてくれる人もいません。このため気がつけば摂食障害になっているというケースも多いです。

摂食障害を治すためにあえて一人暮らしを始めようとする人もいますが、これは治療のためには理想的な環境であるとは言いがたいです。

家族と一緒に暮らしていると家族に気を使って食べたくない食事を無理して食べてしまったり、食べたくなる誘惑の強い食べ物が多くあるからなどという理由で家族と離れたがる摂食障害の人もいますが、これは賢明な選択であるとは言えません。

摂食障害にかかってしまいますと自分で食事の量を上手に調整できなくなってしまいますので、一人暮らしではかえって食べすぎることが多くなってしまうからです。