新型摂食障害オルトレキシア

摂食障害といえば拒食や過食などで栄養失調や低血糖を引き起こす、若い女性がかかりやすい病気といったイメージですが、従来の摂食障害と違い、健康的で安全な食事を意識することが原因になる場合があります。オルトレキシアとは、過度に健康を意識し、不健康な食事を全く口にしないことで栄養失調などを引き起こす新型の摂食障害です。

農薬を使った野菜や添加物が入った食物、トランス脂肪酸など、一般的に健康に良くないと認識されているものだけでなく、肉や魚などの動物性蛋白質や砂糖、乳製品など、健康を保つために必要と思われるものも避けるため、体に悪影響を及ぼします。

これらを食べることを完全に拒絶することで栄養失調や体力の低下などの原因になり、家族や友人との食事も楽しむことができませんし、通常の生活を送りにくくなります。

完璧を目指さずできる範囲で健康な食品を取り入れることは大切ですが、極度に健康を意識しすぎてかえって健康に支障をきたしては意味がありません。心配な場合は心療内科などの専門機関を受診しましょう。